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UPDATE: 2024.11.15
「キュービックスツール」の生まれ
現在、HUKLAには7拠点のショールームがありますが、
お客様が実際に製品の座り心地を体験できる場所、また、日々スタッフがお客様の声を聞くことができる貴重な場所となっています。
「キュービックスツール」の開発は、そうしたショールームで聞いたお客様の声にお応えしたいという想いから始まりました。
HUKLA Cubic Stool
フクラコレクションのこだわりをつめ込んだ、耐久性もあり快適な座り心地。簡単に持ち運びができる軽さが魅力的。3種類のデザインからお好きな仕様を選べます。
HUKLAにて「キュービックスツール」が誕生したのは、実は2006年のことです。
それから惜しまれつつ販売終了した後も永らく、数点がHUKLA名古屋ショールームの備品のひとつとして大切に展示されていました。
備品としての展示でしたが、スクエアで美しいフォルムは、名古屋ショールームを彩るだけでなくお客様の目に留まることもしばしば。
化粧台用のチェアやお部屋のアクセントとして取り入れたいなど、あまたのご要望のもとリニューアル開発計画が始動しました。
そして、使用の可能性を考慮し座りの試行錯誤による開発を重ね、18年の時を経て、2024年10月にショールーム限定発売へと至りました。
ここからは、キュービックスツールに込められたこだわりをご紹介させていただきます。
素材の秘密
HUKLAは、日本で初めてウレタン素材を製造販売したイノアックコーポレーションのグループの一員として、多様なウレタン素材を家具づくりに応用し、オリジナルの座り心地を作り出しています。キュービックスツールには、HUKLAコレクションにも採用しているこだわりの素材を使用しました。
■背がないからこそ大切なおしりのフィット感
開発段階でまず私たちは、シンプルなフォルムだからこそ「お客様による商品の良さの判断基準が、座り心地にフォーカスされるのでは?」と考え、素材の密度・ウレタンの厚みの割合変更を幾度も行っては実際に座って確かめました。
複数パターンの試行錯誤を経て、硬すぎず底付き感がない、でもおしりの形に添ってしっかり支えてくれる程よい弾力を実現しています。
■様々な使用用途
次に、現代の生活様式に合わせて使用用途を考えました。
玄関で靴を履く時の腰かけ、本や珈琲カップを載せたトレイを置いて一休みする時のテーブル、そしてベッドサイドを彩るアクセント、様々な場面で活躍できるアイテムを目指しました。
軽量化
以前のキュービックスツールは重たく移動しづらかったのですが、
軽量化により模様替えやお掃除がしやすく、気分に合わせて様々な場所へ動かせるようになりました。
軽さを生み出した秘密は下層部に。コレクションの人気モデル「GALLE ガレ」にも使用されるこだわりの耐久性と軽さを兼ね備えた素材を採用しています。
HUKLAならではのファブリック×3種類のデザイン
張地は、国内外からセレクトし独自に企画したフクラのオリジナルファブリックから
お選びいただくことができ、キュービックスツールの3種類のデザインと組み合わせることでコーディネートの幅が広がります。
ステッチ仕様
あえて見えるように縫い込んだ飾り用の縫い目のことを、「ステッチ」と呼びます。ファブリックとは異なる色味の糸でステッチを施す、遊び心のあるデザイン。5色の糸から選ぶことができます。
プレーン仕様
美しいフォルムが際立つ、シンプルかつスタンダードなデザイン。
つまみ縫い仕様
古来より和服にも施された、布の折り山をつまんで縫うことを「つまみ縫い」と呼びます。ぷっくりとした縁のつまみがアクセントになった飽きのこないデザイン。
最後に、HUKLAのソファは、一つ一つお客様が座った時のことを考えてそのソファだけの座り心地をつくり出し、
ご注文をいただいたソファは、岐阜県の工場で職人の手により丁寧に手作りされています。
そんな丁寧な手仕事が活かされて生まれたのが、今回新発売したキュービックスツールです。ぜひショールームで座り心地をお試しください。